住宅ローン・金利

住宅ローンの5年ルール ― 金利が上がっても返済額が変わらない理由

日銀は2026年6月の金融政策決定会合で、政策金利を年1.0%程度へ引き上げました。1%台は1995年以来、約31年ぶりです。

ただ、政策金利の話は遠く感じます。実際に動いているのは、もっと手前です。

変動金利型の住宅ローンの多くは、銀行の**短期プライムレート(短プラ)**に連動しています。この短プラが、すでに4回上がっています。

適用日短期プライムレート変動幅
2009年〜2024年8月1.475%(据え置き)
2024年9月2日1.625%+0.15%(17年ぶりの引き上げ
2025年3月3日1.875%+0.25%
2026年2月2日2.125%+0.25%
2026年8月3日2.375%+0.25%
三菱UFJ銀行・みずほ銀行の公表値。2026年8月3日分は同年6月16日に公表済み。三井住友銀行は2026年2月9日に2.125%を適用。

累計で0.90%上がりました。 変動金利で借りている人の適用金利は「基準金利 − 引下げ幅」で決まり、引下げ幅は借入時に固定されるため、基準金利の上昇はそのまま適用金利に乗ります。2021年に年0.500%で借りた人は、すでに年1.400%になっています。

ところが、それでも返済額の通知が来ないことがあります。返済予定表を見ても、毎月の引き落とし額は先月と同じ。

「うちは影響がなかったのか」と思ってしまいそうになりますが、これは影響がないという意味ではありません。

結論

返済額が変わらないのは、5年ルールによって据え置かれているからです。金利が上がった分の利息は、その月から発生しています。

変わっているのは、同じ返済額の内訳です。利息に回る分が増え、その分だけ元金に充てられる分が削られます。払っている金額は同じでも、借金が減るスピードだけが落ちている状態です。

そして減らなかった元金には、翌月も利息がかかります。据え置きは免除ではなく、猶予です。 猶予された負担は、5年後の見直しと、総返済額として戻ってきます。

以下、実際に起きた金利上昇をそのまま使って、その金額を計算します。

計算の前提

一般論では実感が湧かないので、具体的な条件で計算します。

項目条件
借入時期2021年10月
借入額3,500万円
返済期間35年(420回)・元利均等
当初金利年0.500%
金利の上昇実際の短プラ改定に沿って4回(後述)
適用ルール5年ルール + 125%ルール

当初の毎月返済額は90,855円です。

金利の上昇は仮定を置かず、実際の短プラ改定をそのまま当てはめます。 大手行の基準金利(年2回型)は4月1日・10月1日に短プラを反映するため、適用金利は次のように上がります。

時期適用金利
2021年10月(借入)年0.500%
2024年10月年0.650%
2025年4月年0.900%
2026年4月年1.150%
2026年10月年1.400%

2021年秋に借りた人は、ここが節目になります。 5年ルールの据え置きが満了する見直し月(借入から60回返済後=2026年10月)と、4回目の金利上昇が同じ月に重なります。

5年ルールと125%ルールとは

変動金利型の住宅ローンの多くは、次の2つをセットで採用しています。

ルール内容
5年ルール金利が変わっても、毎月の返済額の見直しは5年ごとにしか行わない
125%ルール見直し後の返済額は、従前の1.25倍が上限

三菱UFJ銀行は自行の告知で、基準金利を見直しても「10月1日を基準とした5年間は返済額に変更はありません」と明記しています。返済額が動かないことは、銀行側も想定どおりの挙動として説明しています。

なお基準金利の見直し頻度そのものは、変わりつつあります。 三菱UFJ銀行は2026年3月1日以降、毎月1日を基準日として基準金利を見直す方式に変更しました。従来の年2回型(4月1日・10月1日)と毎月型が併存しており、既存の借入はどちらの契約かで反映時期が変わります。

ただし、これは返済額の話ではありません。 基準金利がいくら頻繁に見直されても、返済額の見直しは5年ごとです。

金利は動いている。返済額だけが止まっている。 この2つがずれている状態が、5年ルールの本質です。

内訳はこう入れ替わる

金利が4回上がる間、返済額は90,855円のまま動きません。その内訳だけが入れ替わっていきます。

90,855借入時0.500%90,855'24/100.650%90,855'25/40.900%90,855'26/41.150%104,205'26/101.400%
借入時0.500%'24/100.650%'25/40.900%'26/41.150%'26/101.400%
元金に充てられる分76,27273,39567,01061,16068,484
利息に消える分14,58317,46023,84529,69535,721
合計90,85590,85590,85590,855104,205

左の4本は高さが同じ=返済額は変わっていません。変わっているのは色の境目の位置です。点線が下がっていくのが、元金に充てられる分が削られている動きです。5本目で初めて棒が伸びます(5年ルールの据え置きが満了する見直し月)。

毎月返済額90,855円の内訳の推移。2021年10月に3,500万円・35年・元利均等・年0.500%で借入し、実際の短プラ改定に沿って金利が上昇した場合。金額は円。

本来なら、こう減っていた

内訳の変化は「増えた/減った」だけでは足りません。金利が上がらなければ、元金充当額は逆に増えていたはずだからです。

元利均等返済では、残高が減るにつれて利息が減り、その分だけ元金に回る額が毎月少しずつ増えていきます。据え置き期間の最終月(2026年9月・60回目)で比べます。

元金に充てられる分利息に消える分
金利0.5%のままだったら78,169円12,685円
実際(年1.150%)61,454円29,401円
▲16,716円+16,716円

本来より21.4%少ない金額しか、元金が減っていません。 借入時(76,272円)と比べて減っているだけでなく、増えるはずだった分も失われています。

5年間据え置いた結果、残高はこうずれる

据え置き期間が終わる時点(60回返済後)の残高を比べます。

60回返済後の残高
金利0.5%のまま30,367,001円
実際の上昇30,617,856円
250,854円

返済額を1円も減らしていないのに、25万円多く残っています。

この差は、ここから先に効いてきます。残高が多い状態が続くので、かかる利息も増え続けます。

01,0002,0003,0004,000(万円)005101520253035(年)
金利0.5%のまま実際の上昇(1.400%へ)

5年目までは2本の線がほぼ重なっています。差が開くのはその後です。据え置き期間中に生じた25万円のずれが、残高が多いまま利息がかかり続けることで、20年目前後に最大約116万円まで広がります。

ローン残高の推移。金利が上がらなかった場合と、実際の短プラ改定どおりに上がった場合の比較。5年ごとの返済額見直し(125%上限あり)を反映。

35年での完済自体はできます。 未払利息も発生しません。差が出るのは、途中の残高と、最終的に払う総額です。

総返済額(35年)
金利0.5%のまま38,159,050円
実際の上昇42,965,260円
4,806,210円

すでに起きた0.90%の上昇だけで、総返済額は約481万円増えます。 これは予測ではなく、公表済みの短プラ改定から計算した金額です。

2026年10月の見直しで、何が起きるか

据え置きが満了する61回目を計算します。

項目金額
据え置き中の返済額90,855円
見直し後の返済額104,205円
増加額+13,351円(+14.7%)

月13,351円の増加です。 年間で約16万円になります。

金利が上がった時点ではなく5年後に一度に反映されるため、この増加は「今月から急に」という形で来ます。金利上昇は2024年10月から段階的に起きていたのに、家計への反映は2026年10月に一括で現れる、というずれ方をします。

125%ルールは、いまはまだ発動していない

ここが最も誤解されている部分です。

125%ルールは「返済額が1.25倍を超えないよう守ってくれる仕組み」として語られがちですが、上のケースでは上限に当たっていません。

項目金額
125%ルールの上限113,569円(90,855 × 1.25)
実際に必要な返済額104,205円
上限までの余裕9,364円

必要額が上限に届いていないので、125%ルールは何もしていません。 実際に増えたのは14.7%で、上限の25%までは距離があります。

上限に当たるのは、どの水準からでしょうか。60回目の残高30,617,856円・残り30年で逆算すると、こうなります。

見直し時点の金利必要な返済額当初比上限に当たるか
年1.400%(実際)104,205円+14.7%当たらない
年1.650%107,886円+18.7%当たらない
年2.000%113,170円+24.6%当たらない(ぎりぎり)
年2.030%113,569円+25.0%ここで到達
年2.500%120,978円+33.2%当たる
年3.000%129,086円+42.1%当たる

当初0.500%から1.53%以上、つまり年2.03%を超えて初めて上限に当たります。 短プラの累計上昇は0.90%なので、まだ届いていません。上限に当たるまで、あと0.63%です。 短プラの1回の引き上げ幅は0.25%なので、あと3回分に相当します。

したがって、いま起きていることはこう整理できます。

負担は上限で止められているのではありません。 上限が働く前の段階で、元金の減り方の遅れという形ですでに乗っています。 総返済額の差481万円は、125%ルールが一度も発動しないまま生じた金額です。

発動したら何が起きるか

では上限に当たったら、そこで負担が止まるのか。止まりません。 ここから先が、この制度でいちばん重要な部分です。

① 抑えられた分は消えず、次の見直しに繰り越される

年3.0%まで上がった場合を計算します。

項目金額
本来必要な返済額129,086円
125%ルールの上限113,569円
実際の返済額113,569円
毎月抑えられる額15,518円

抑えられた15,518円は免除されたわけではありません。 その分だけ元金が減らないので、5年後の見直しでは、より大きな返済額が必要になります。

時点返済額当初比
当初90,855円
5年後(上限で頭打ち)113,569円1.25倍
10年後133,843円1.47倍
15年後以降133,843円1.47倍

5年間の据え置きで抑えた分が、10年後の返済額に上乗せされています。

② 「1.25倍まで」は1回の見直しの上限であって、生涯の上限ではない

ここが最大の誤解です。 125%ルールは「返済額は最大でも当初の1.25倍まで」という意味ではありません。見直しのたびに、その時点の返済額の1.25倍まで上がり得ます。

見直し上限額当初比
5年後113,569円1.25倍
10年後141,961円1.56倍
15年後177,451円1.95倍
20年後221,814円2.44倍
25年後277,267円3.05倍
30年後346,584円3.81倍

理論上は35年で当初の3.8倍まで上がり得ます。 「1.25倍で止まる」と理解していると、想定が大きく外れます。

③ 極端に上がると、35年では終わらない

金利がさらに上がると、2段階で状況が悪化します。

金利水準何が起きるか
年2.03%超125%ルールの上限に当たり、返済額が本来必要な額に届かなくなる
年4.45%超利息が返済額を上回り、未払利息が発生する(元金が1円も減らない)
年6.77%超35年で完済できない。最終回に残額の精算が必要になる

年8.0%という極端な水準まで上がった場合を計算すると、こうなります。

項目金額
35年返済後の残元金9,256,673円
未払利息の累計10,762,609円
最終回に必要な精算額20,019,282円

最終回の返済額346,584円の、約58回分です。 そのまま払い続けるとすれば約4.8年ぶんに相当します。

未払利息と残元金は、最終返済日に残っている元金とあわせて一括で請求されるのが一般的とされています。ただし取扱いは金融機関によって異なります。 期間の延長で対応する場合もあれば、一括請求となる場合もあります。ここは契約時の金銭消費貸借契約書か商品説明書で確認してください。

銀行の説明は、この手前で止まっている

確認したところ、大手行のFAQは**「新返済額は前回までの返済額の125%を超えることはありません」**までしか書いていませんでした。上限を超えた分がどうなるかは書かれていません。

「125%を超えない」という説明は正しいのですが、それは負担が増えないという意味ではありません。 超えた分がどこへ行くのかは、自分で契約書を確認するしかないのが現状です。

あなたの数字で確かめる手順

ここまでは一例です。ご自身のローンで確認する方法を書きます。

① いま適用されている金利を確認する

必要なのは2つです。借入時の適用金利と、借入後に基準金利が何%上がったか。後者は前掲の短プラ推移表がそのまま使えます(2024年9月以降で累計0.90%)。

借入時期別の目安は次のとおりです。

借入時期基準金利の累計上昇適用金利の上昇
2024年9月より前+0.90%+0.90%
2024年10月〜2025年3月+0.75%+0.75%
2025年4月〜2026年3月+0.50%+0.50%
2026年4月〜2026年9月+0.25%+0.25%

引下げ幅は借入時に固定されるため、基準金利の上昇分がそのまま適用金利に乗ります。

② 未払利息が発生する金利水準を出す

利息が毎月の返済額を上回ると、元金が1円も減らなくなります。これが未払利息です。発生する金利水準は、次の式で概算できます。

毎月の返済額 ÷ 現在のローン残高 × 12 × 100 = 発生する年利(%)

上の例(60回目)で計算すると、

90,855円 ÷ 30,617,856円 × 12 × 100 = 年 3.56%

年3.56%を超えると、元金が減らなくなります。 残高が減れば、この水準は上がっていきます(つまり安全になります)。逆に借入直後は、この水準が低いので危険域が近いことになります。

必要な数字は2つだけです。 毎月の返済額と、現在のローン残高。どちらも返済予定表かネットバンキングで確認できます。

③ 返済予定表で内訳を見る

見るべきは3つです。

  1. 元金充当額 ― 当初の予定表と比べて減っていないか
  2. 利息充当額 ― どれだけ増えたか
  3. 残高 ― 当初の予定表と比べて、減り方が遅れていないか

返済額を見ても、金利上昇の影響は分かりません。 ルールで固定されているからです。そして比較対象は「先月」ではなく「当初の返済予定表」です。本来は元金充当額が増えていくはずなので、横ばいでも遅れています。

④ 次の見直しがいつかを確認する

5年ルールの見直しは、借入日を起点に5年ごとです。次の見直しがいつで、その時点で返済額がいくらになるかを把握しておけば、不意打ちになりません。

概算するには、現在の残高・残りの返済期間・現在の適用金利で毎月返済額を計算し直します。その額が現在の返済額の1.25倍を超えなければ、そのまま反映されます

5年ルールがない金融機関もある

注意点があります。5年ルール・125%ルールは、すべての金融機関が採用しているわけではありません。

採用していない金融機関では、金利が上がった時点で毎月の返済額がすぐに増えます。ショックは大きいものの、負担が後ろに繰り延べられない分、状況は把握しやすいとも言えます。

ご自身のローンにルールがあるかどうかは、契約時の金銭消費貸借契約書または借入先の商品説明書で確認できます。ここを把握していないと、次の見直しで何が起きるかを予測できません。

まとめ

  • 短プラは2024年9月から4回上がり、累計0.90%(2026年8月3日から2.375%)
  • 返済額が変わらないのは、5年ルールで据え置かれているだけ
  • 変わっているのは内訳。実例では元金充当額が本来より21.4%少ない
  • 据え置き満了時の返済額は90,855円→104,205円(+13,351円、+14.7%)
  • すでに起きた上昇分だけで、総返済額は約481万円増える
  • 125%ルールはまだ発動していない。 上限に当たるのは年2.03%(当初から+1.53%)から。481万円の増加は、一度も発動しないまま生じている
  • 発動しても負担は止まらない。 抑えられた分は次の見直しに繰り越され、返済額はさらに上がる
  • 「1.25倍まで」は1回の見直しの上限。生涯の上限ではない。 上限額は10年後に当初の1.56倍、30年後には3.81倍まで積み上がる
  • 極端に上がると、年4.45%超で未払利息が発生し、年6.77%超では35年で完済できない。残額の精算方法は金融機関により異なる
  • 自分のローンは「毎月返済額 ÷ 残高 × 12 × 100」で危険域の金利が分かる
  • 5年ルールがない金融機関もある。 まず自分の契約を確認する

据え置きは猶予であって、免除ではありません。猶予されている間に何ができるかを考えるための時間だと捉えるのが、この制度との正しい付き合い方だと思っています。

よくある質問

5年ルールがあれば、金利が上がっても損はしないのですか?

損得は変わりません。毎月の返済額が据え置かれるだけで、金利が上がった分の利息はその月から発生しています。2021年10月に3,500万円・35年・年0.500%で借りたケースでは、返済額90,855円のうち元金に充てられる分が、金利上昇がなければ78,169円だったところ61,454円まで削られました。本来より21.4%少ない金額しか元金が減っていません。減らなかった元金には翌月も利息がかかるため、総返済額はむしろ増えます。

5年ルールがあると、返済額はいくらまで増えますか?

1回の見直しにつき、従前の1.25倍が上限です(125%ルール)。ここで注意が必要なのは、これが当初の返済額に対する生涯の上限ではないという点です。見直しは5年ごとにあり、そのたびにその時点の返済額の1.25倍まで上がり得ます。上の例では上限額が5年後113,569円(当初の1.25倍)、10年後141,961円(1.56倍)、20年後221,814円(2.44倍)、30年後346,584円(3.81倍)と積み上がります。なお実際に起きた0.90%の上昇では上限に当たっておらず、90,855円が104,205円へ14.7%増えただけでした。上限に当たるのは金利が年2.03%に達した場合です。

125%ルールの上限に当たったら、超えた分はどうなりますか?

免除されるわけではなく、繰り越されます。抑えられた分だけ元金の減りが遅れるため、次の見直しでより大きな返済額が必要になります。上の例で金利が年3.0%まで上がった場合、本来必要な129,086円に対して上限の113,569円に抑えられ、毎月15,518円が繰り延べられます。その結果10年後の返済額は133,843円(当初の1.47倍)まで上がりました。さらに金利が上がると、年4.45%超で利息が返済額を上回って未払利息が発生し、年6.77%超では35年で完済できなくなります。年8.0%まで上がったケースでは、最終回に残元金と未払利息を合わせて約2,002万円の精算が必要になる計算でした。この場合の取扱いは金融機関によって異なるため、契約書や商品説明書で確認してください。

未払利息とは何ですか。自分のローンで発生するか調べられますか?

利息が毎月の返済額を上回り、元金が1円も減らない状態です。発生する金利水準は「毎月の返済額 ÷ 現在のローン残高 × 12 × 100」で概算できます。上の例では、据え置き期間中の返済額90,855円と5年後の残高30,617,856円で計算すると年3.56%です。見直しで返済額が上がればこの水準も上がり、上限いっぱいの113,569円まで増えた場合は年4.45%になります。つまり返済額が増えるほど未払利息は起きにくくなります。返済予定表の残高と現在の返済額を入れて、ご自身で計算してみてください。

すべての金融機関に5年ルールがありますか?

いいえ。5年ルール・125%ルールを採用していない金融機関もあり、その場合は金利が上がった時点で毎月の返済額がすぐに増えます。負担が後ろに繰り延べられない分、状況は把握しやすくなります。ご自身のローンにルールがあるかどうかは、契約時の金銭消費貸借契約書か、借入先の商品説明書で確認できます。

変動金利の見直しは年2回だと聞きましたが、変わったのですか?

金融機関によって異なります。三菱UFJ銀行は2026年3月1日以降、毎月1日を基準日として変動金利の基準金利を見直す方式に変更しました。従来からある年2回型(4月1日・10月1日)と毎月型が併存しており、既存の借入分はどちらの契約かで見直し時期が変わります。いずれの場合も、基準金利の見直しと毎月返済額の見直しは別の話です。返済額の見直しは5年ごとで変わりません。

返済額が変わらないなら、何を確認すればいいですか?

返済予定表(償還予定表)の「元金充当額」と「利息充当額」の内訳、そして残高です。返済額はルールで固定されているため、そこを見ても金利上昇の影響は分かりません。当初の予定表と現在の残高を突き合わせて、減り方が計画から遅れていないかを確認してください。

出典